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Critea DX-KS H3(ノートPC、クリテア、ドスパラ)

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Critea DX-KS H3

今回はドスパラから販売されているCritea DX-KS H3を取り上げてみたいと思います。
15.6インチ(非光沢、1366x768ドット)の液晶モニタに、Core i3 7100U、4GBメモリ、500GBハードディスク、USB3.0x2、USB2.0x1といったスペックながら、1.8㎏の軽量となっています。

 

パソコンメーカーのドスパラというと聞いたことがない方も多いかもしれませんが、古くは秋葉にあったPC・パーツショップのDos/Vパラダイスから改名して現在に至るショップです。現在も北海道から九州まで店舗を構える老舗のPCショップです。

ノートPCでよく採用されているIntelのCPUはCoreシリーズのi3~i7に低価格向けにCeleronなどがありますが、低価格帯向けのCeleronは非力なCPUなので、主にネットの閲覧や事務処理といった軽度の作業に向いたCPUです。
それに対してCore i3は、画像処理や映像編集等といったもう少し重い処理にも向いた性能を有していますが、i5やi7に比べると性能は劣るものの、発熱量も抑えられるため重い冷却構造を持たなくてもよくなり、軽量に作れるメリットがあります。
DVDやブルーレイのドライブは非搭載ではありますが、1.8kgという軽量に作られているのもそのおかげだと思います。
軽量なので、持ち運びにも便利といえます。

モリーは標準で4GBを搭載。
スロットが二つあるため、8GBのメモリーを二つ搭載すると、最大で16GBのメモリーを搭載する事が出来ます。
モリーの使用量がわからない場合は、とりあえず4GBで購入しておいて、後で市販のメモリを増設して使用するという事もできます。

モニタは非光沢15.6インチ(1366x768ドット)を採用しています。
15.6インチとデスクトップノートには標準的で画像や文字を表示しても見やすいサイズ。非光沢なので、周囲の光や反射の影響を受けにくく見やすい特徴があります。
光沢があると鏡の様に周囲の光を反射してしまってみずらくなる事もあります。
解像度は1366x768ドットなので、少し小さめ。ウィンドウをいくつか並べて表示したい場合には少し不便を感じるかもしれません。

グラフィックはインテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵)を搭載。
グラフィック性能は標準的な性能ですので、最近の3DCGを多用したゲームのプレイや3DCGの制作には向きません。

HDDは500GB。
容量的にはノートPCとしては標準的なサイズ。足りなくなったら外付けのHDDやNASなどを併用して使用するという感じで使うのが一般的でしょうか。
最近流行している高速なSSDではなく、HDDを搭載しています。HDDは安価で大容量ですが、SSDの転送速度に比べると遅く感じますから、高度な画像処理や動画編集などといった大きなデータを扱うには多少待つ時間が生じます。
オプションでSSD(M.2スロット)を内蔵できる点も評価できます。

光学ドライブは非搭載。
DVDもブルーレイドライブも搭載していませんし、内臓できるスロットもありません。
光学ドライブを使用したい場合はUSBで外付けのドライブを使用します。
普段頻繁にドライブを使用しないのであれば、それほど不便に思わないかもしれません。

ネットワークは、有線のギガビットLANx1、IEEE802.11 ac/a/b/g/nを使用したネットワークとなります。
中でも11acは6.9Gbpsの転送速度となり、非常に高速。
11acの規格に対応したルーターがあれば、インターネットだけでなくLAN環境下にある共有フォルダやNAS等のやり取りも快適に行えます。

 


¥54980(税別)と比較的低価格帯向けに企画されたノートPCではありますが、必要最低限の機能はそろっているのであまり重い処理でなければ、そこそこ使っていけるスペックだと思います。
インターネットやワードエクセル等といったソフトを使いつつ、画像や動画も少し扱いたい位の用途であれば問題ないと思います。