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パソコンが遅いと思った時に読んでほしい記事

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新しく買ったパソコンはとても快適でサクサク動くんですが、しばらく使っていくと遅くなってイライラするなんて事ありませんか?
ここでは、そんな時の解決方法をまとめていきたいと思います。

 

デスクトップパソコンでもノートパソコンでも、使っていく内に動作が重くなるだなんてことがありますよね?
理由はいくつかあります。

・メインメモリーが足りていない。
・ハードディスク(HDD)が遅い。
・ウィルス対策ソフトが邪魔している。
・HDDの空き容量が不足している。
・故障している。

等が考えられます。
一般的な動作が遅くなっている原因を上げました。
各項目を見ていきましょう。


 

メインメモリーが少ないと、PCの動作に影響があります。
モリーにはOSや現在動作しているソフトの一時的なデータが記録されます。
(PCの電源を切ると、メインメモリーに記録されているデータは消えてしまいます。)
モリーがいっぱいになるとHDDへデータを退避させるといった動作が生まれるので、
処理に時間がかかるようになります。
ですから、メモリーが多ければ多いほど、HDDにデータを読み書きする作業が減るので、処理は早く感じるようになります。
画像処理などの重い処理を行わないのであれば、一般的には8GBもあれば十分だと思います。2G~4GBのメモリーで、HDDへの書き込み回数が多く感じるのであれば、メモリーを増やすと動作が早くなります。


ハードディスク(HDD)が遅いと動作も遅く感じる事があります。
OSやソフト、各種データは全てこのHDDに記録されています。
データの転送の遅いHDDは動作が遅く感じる原因になります。
早いHDDに変えるというよりも、今だったらより高速なSSDに変えるのがお勧めです。
HDDは円盤状の磁気ディスクにデータを読み書きします。
大容量・低価格には向いているんですが、速度はそれほど早くありません。
そこで、最近出てきたSSD(ソリッド ステート ディスク)です。
SSDは読み書きができるチップが入っており、それに高速にデータを記録します。
HDDの様に読み書きにヘッドが動いている訳ではなく、物理的な制約が少ないので読み書きが早いです。
仕組みとしてはカメラやスマホメモリーカードも似たような仕組みです。
モリーの一種ですが、メインメモリーと違って電源を切ってもデータは消えません。
HDDもSSDも色々な種類がありますが、3倍位の性能差があるので、その差は歴然です。


 

セキュリティーのためにインストールしているウィルス対策ソフトが原因で動作が遅くなっている可能性もあります。PC内のソフトやメモリ上の不正なプログラムをリアルタイムで監視しているので、PCの動作が若干遅くなります。
また、ネットワーク経由で大量のデータをコピーする際に、セキュリティソフトが原因で異常に遅くなるなんてケースもあります。
明らかにセキュリティ的に問題ないケースだと判断した場合は、ソフトを一時的に切っておくのも手だと思います。

 

WindowsでいうCドライブの空き容量が異常に少なくなっていると動作が遅くなることがあります。
デジカメの写真や動画をコピーしたら、急に空き容量が減ってしまっただなんて事も考えられるので、不要なデータは消したり、外付けのHDDなどに移してしまって、OSが入っているCドライブは空けるようにします。
目安としてはHDDの容量にもよりますが、最低でも20~30%は空けるようにします。
空いていれば開いているほど良いです。

 

PCの故障で遅くなることもあります。
特にHDDが故障して、転送速度が急に落ちたり、フリーズしたりといった事が起きるようになってきたら、壊れる予兆だと思ってください。
そこで我慢して使い続けてしまうと、完全に壊れてしまう事があるので、注意してください。
CrystalDiskInfoというフリーソフトは、HDDのコンディションを診断できるので、定期的にコンディションのチェックをすると良いです。
完全に壊れる前に新しいHDDに交換しましょう。

 

動作が遅いからといって、新しいPCに変える前に、
モリーの増設やHDD/SSDの交換で動作が大きく変わる可能性があります。
モリーの増設とHDD/SSDの交換のどちらを先にやるべきかと考えた際に、PCでどんな作業をしているのかというのが重要になります。

元々メインメモリーが少ないPCを使っているなら、増やすだけでHDDへの読み書きが減るので、動作が早く感じます。
2GB~4GB位のPCで重く感じるのであれば、8GB~16GB位まで増やしてみてください。
特に画像処理や動画編集等の重い処理をする際に、メモリーが少ないと動作が遅くなりますから、かなり効果が出ます。

ネットを見たり、WordやExcelなどで資料を作るなど、あまり重い処理はしない場合で、メモリーが8GB位まで積んでいればメモリーをそれ以上積んでもあまり効果は感じないと思います。
その際は、HDDをSSDに交換するだけで効果を感じるはずです。


 

モリーの増設、交換は比較的簡単です。
PCのカバーを外して、メモリーをスロットに刺すだけですから、難しくありません。
ただ、色々な規格があるので、間違ったものを購入しないように注意してください。
(一部の機種で、増設できないケースもあります。)

HDDやSSDの交換は比較的難しいです。
PCのケースを開けて入れ替えるだけではなくて、ソフトやデータを移したり、インストールし直したりするからです。
ある程度の知識が無ければ手を出さない方が良いでしょう。
知識のある方にお願いするか、業者にお願いした方が良いでしょう。

 

こんな事も!
WindowsアップデートはWindowsの不具合を修正するプログラムを定期的に配信しているもので、自動でPCにインストールされるようになっています。
インストール前後は処理でが動作が遅くなることがあります。
これは異常な事ではないので、処理が終わるまでしばらく放置したり、再起動したりすると問題なく使えたりします。

 

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