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Lenovo Ideapad C340でRAW現像

Lenovo Ideapad C340

Lenovo Ideapad C340でRAW現像をしてみます。

Ideapad C340のCPUはCore i5 8265を搭載しているので、現像PCとしてはそれほど悪い性能では無いですね。
モリーも8GBなので、最低限のラインはクリアしています。
液晶モニターは一般的なものですが、大きく色味がずれている印象もなく、
Spyder Xの様なキャリブレーションツールがあるとより正確な色味を確認できると思います。

 

AdobeLightroom Classic CC RAW現像

Lightroom RAW現像

Lightroomで現像中
現像前と現像中の画像を比較してみることができます。
逆光で影の部分が青味がかかってしまうので、そこを中心に色味を補正していきます。
数枚現像をしてみましたが、画像の切り替えやパラメーターの調整で待たされるようなことは少なく、快適に現像が進みます。

仕上がるとこんな感じです。

 

Adobe Bridgeプレビュー

Adobe Bridge
次に、AdobeのBridgeでどれくらいの速度で表示されるのかを見てみました。
BridgeはAdobeのソフトに付属しているビューアで、沢山撮影した写真を見ながらセレクトするのに便利なソフトです。
1000枚撮影しても、そこからピントがずれた写真や目つぶり、表情を狙うために連写した写真を省くために使用します。全カットをLightroomに読み込んで現像するよりも効率が良いと思います。
Canon EOS 5D Mark4 3000万画素のRAWを等倍表示されるまでの時間を計測すると、約3秒でした。
これは、Core i7 6700KのPCと大差ない結果が出ました。
一枚一枚の表示ですから、それほど差が出ないんだと思います。

 

AdobeLightroom Classic CC 書き出し

最後に、RAWデータの書き出し時間を計測してみます。
C340はCPU Core i5 8265 メモリ8GB。
普段私が使用しているデスクトップPCのCore i7 6700K メモリ16GBの2機種で比較します。

計測は、Canon EOS 5D Mark4 3000万画素のRAWを144枚用意し、それをサイズ変更なしにJPEGで書き出した際の時間を計測します。

結果は
Core i5 8265は約5分50秒
Core i7 6700Kは約5分と
Core i7 6700Kの方がわずかに早いという結果になりました。
Core i5 8265の方がCPUの世代で2世代新しいというのがありますが、ノート用のCPUなので若干性能は落ちるという事なのでしょう。
とはいえ、C340でも十分な速度で出力できるのがわかりました。

 

AdobeLightroom Classic CC タブレットモード

AdobeLightroom Classic CC タブレットモード

おまけに、Lightroomタブレットモードがあったので、少しだけ紹介です。
Idapad C340の液晶を270度以上回転させると、Windowsタブレットモードに移行します。
キーボードが使えなくなって、モニターのタッチ操作だけで操作できるようになります。
そのモードでは、Lightroomも自動でモードを変更できるようメッセージが出て、タブレットモードへ移行します。
画面をタッチして操作できるように、メニューが簡易なものになり、シンプルになります。
普段は普通にマウスで現像をしているので、現像をタッチ操作でやるのは若干違和感がありますが、こういったモードも使用できます。
普段からスマホタブレットPCでタッチ操作の方が慣れている人にとっては逆にこっちの方がやりやすいかもしれませんね。

 

現像PCとしてのIdeapad C340

現像用PCとしてはCPU、メモリー、モニターがそれぞれ基準以上でないと正直厳しいですが、これ位のスペックでも十分できるくらいの性能はあると思いました。
特に撮影枚数がそれほどでもないとか、沢山撮影してもそこから数枚に選んで現像するような人であれば、それほどハイスペックのPCでなくても十分です。
より快適な現像環境をと考えるのであれば、Core i7でメモリも16GB位積んだPCの方が快適に現像できます。
モニターの発色はカラーマネージメントに対応したモニターではないので、若干のずれはありますが、それほど気になるほどではないと感じました。
発色が気になる方は、キャリブレーションツールの導入をお勧めします。

Ideapad C340をLenovoサイトでチェック>>>



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