デジタルガジェットダイヤリー

PCやスマホ等に付いてつぶやきます

いまさら聞けないSIMフリー

SIMフリー、格安スマホなどという言葉ニュースで流れ、店頭でも販売していることがありますが、なんか怪しそうとか、本当に大丈夫なのか?という考えの方もかなりいるのではないかと思います。

 

そもそもSIMフリーって何なんだ?という所から説明します。
携帯やスマホにマイクロSDカードのようなサイズのSIMカード(ICチップ)を入れて使用しています。このSIMカードには利用者情報(電話番号など)が記録されています。
このSIMカードスマホに入れることによって契約している電話番号で通話したり、4G(LTE)でネット接続ができるわけです。

ドコモ、auソフトバンク等のキャリアでスマホを購入すると、以前では購入したキャリアでしか接続できないようにSIMロックがかかっていました。
それを、他の回線にも接続できるように総務省が働きかけ、使用できるようになりました。
これがSIMフリーです。
キャリアに申し込むと、SIMロックの解除手続きができます。

制度上では、ドコモのスマホSIMロック解除してSIMフリーにすれば、ソフトバンクauのSIMが使えるということになります。
ですが、全てのキャリアのスマホSIMカードの組み合わせで動くようではないんです。
格安SIMのほとんどは、ドコモの回線網を使用したMVNO(ドコモなどの回線網を利用して自社ブランドで回線を販売している業者)から発売されていますが、それらはドコモ用のスマホかドコモ回線を使用したSIMフリースマホでしか動作しません。
ドコモのスマホソフトバンクauのSIMを利用したくとも、スマホの方で対応していなければ使用できません。
この辺が注意しないといけない点ですね。

 

 


格安SIMを販売しているMVNOですが、先ほども書いた通り、大半がドコモの回線を利用した業者です。
au(KDDI)と同じ回線を利用した業者も1社あります。

料金も大手キャリアと比べると大変お安く
ネットのみ1GBの通信量で¥500位から。
3GBのネットのみで¥1000前後。
3GBのネット、SMS、通話ができるプランで、¥1600前後。
大手キャリアの¥5000~¥6000前後のプランと比べると、雲泥の差になります。

格安SIMを2年ほど使った感想では、認証の仕様で一部のアプリが使えないという不具合はありますが、これといった不具合らしい不具合はなく使えています。
大手キャリアのメールアドレスは引き継げませんが、電話番号はMNPで引き継げます。

ということで、スマホに変えると毎月の料金が跳ね上がるとお考えの方には、一考の価値はあると思います。