Lenovo Vantageの使い方
LenovoのPCに標準でインストールされているLenovo Vantageの使い方について確認してみたいと思います。
Lenovo Vantageは主にPCのメンテナンスなどをするソフトで、標準でインストールされています。
アプリと製品では、Lenovoのお勧めアプリと周辺機器やPC等の商品の紹介があります。
システム更新ではドライバやバイオスの更新情報、WindowsUpdate等をチェックできます。
ハードウェア設定では、電源、省電力、オーディオビジュアル等の設定があります。
ヘルスとサポートでは、ハードウェアスキャン、保証内容の確認、ユーザーマニュアルの閲覧などができます。
セキュリティ・アドバイザーでは現在のセキュリティ情報を確認できます。
PCを使っていく上で、定期的なソフトウェアの更新が必要となると思うので、システム更新はよく使うと思います。WindowsUpdateはWindowsが勝手に入れてくれますが、ドライバやBIOSのアップデートは自動では入らないので、LenovoVantegeを使ってインストールします。
また、それほど頻繁に使う事はないと思いますが、ハードウェアスキャンも定期的に行う事で、PCに不具合が出ていないかどうかを確認できます。
Lenovoのサイトでマニュアルを探そうとするとなかなか出てこない事がありますが、このソフトを使うと一発で出てくるので、メモリーやSSD等の交換時にここからマニュアルを参照する事もできます。
ドライバ更新時の注意点としては、ドライバやソフトウェアはLenovo側とデバイスメーカー側から提供されているものがありますが、デバイスメーカーが提供するものには注意が必要です。
グラフィックドライバはAMDの物がインストールされていますが、標準でインストールされているRadeon Settingが、ドライバが更新されるとインストールを促すメッセージが表示されます。
メッセージに促されるまま、お任せでインストールしてしばらく使って気が付くのは、電源OFFや再起動が遅くなるという不具合が出ます。
サウンド関係のドライバは、AMDとRealtekの二つが入っているようですが、AMDが提供するドライバを入れてしまうと問題が出るようです。
ですから、Radeon SettingからAMDが提供するサウンド関係のドライバは入れないようにした方が良いと思います。
使用するアプリケーションで特に不具合が出ていないなら、Lenovoが提供するドライバのみを使用し、簡単にインストールするならLenovo Vantageから更新するようにしておいた方が良いと思います。
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